Vol.021 家のつくりやうは、夏を旨とすべし

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家のつくりやうは、夏を旨とすべし

冬はいかなる所にも住まる。暑き比(ころ)

わろき住居(すまい)は、堪へがたき事なり。

          吉田兼好(一二八三頃~一三五二頃)

 

 

 

 文章は徒然草の一節、高温多湿な日本の夏を快適に過ごすための住まいのつくり方を述べているのですが、同時に、建物を長持ちさせる秘訣でもあります。

 

 写真は西尾市吉良町にある国宝「金蓮寺弥陀堂」。東海地方で最も古い建造物で鎌倉中期の建立。徒然草の作者兼好法師と同時代の建物でもあり、法師の求めていた「つくりやう」とはこんな造りだったのではないでしょうか。

 そして、この建物は法師の考え方の正当性を今に伝えているといえます。

 

 長持ちしているこの建物の素晴らしさは、地震や台風などの自然災害に耐えてきたことも勿論ですが、素材(主に構造木材)の耐久性に優れているということが、まず第一に挙げられます。

法師の推奨する「つくりよう」とは木材の長持ちする造りこそ

人にも快適な暮らしをもたらしてくれるということではないでしょうか。

 

2017.07.24

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